熊の鳴く沢へ山菜取りにいく
2006年 06月 15日
先々週の日曜日(6月4日)に山菜取りに行ってきた 採るのはギョウジャニンニク 旦那と坂さんちのじーちゃんとじーちゃんの友達4人でいった 朝7時の待ち合わせだったが坂さんが時間前に迎えにきた ギョウジャニンニクは坂さんの大好物でギョウジャニンニクの話をし始めるといつもニコニコしている顔をさらにくしゃくしゃにして舌なめずりをしながら話す
持ち物はおにぎり、飲み物、カッターなど あと重要なのが熊鈴。 100円均一で売っているのでいいとじいちゃんが言っていたので前日に買ってきたが、少し音が低いらしい 確かに沢の脇を歩くと音が聞こえない じいちゃんが持っているよく響く立派な鈴を買わなければ
坂さんちから車で5分くらいの沢に車を置きまだ雪の残る沢沿いを40分歩く じいちゃんちは山歩きが慣れているので歩くのが早い 私はだんだん息があがってくる 朝露で服が濡れるがムッとした湿気のある暑さは無いので体が楽だ 本州と違ってカラリと乾燥しているので肌がじめじめせず気持ちがいい
北海道の山といってもうっそうとしていたわけでなく歩いた山は、陰気そうに見える針葉樹は少なく木漏れ日が気持ちいい山だった ただ植物が元気に見えるような気がする 小さい頃に学校帰りに歩きながら食べた「いたどり」が3メートル近くある 「いたどり」ってわかるかな? 皮をむいて塩つけて食べるんだよ はっぱの形や色といいどう見ても同じ「いたどり」なのに2倍以上背が高い あとは木が太い 直径2メートルぐらいの倒木がいくつかあった
えん堤の横を歩きながらじいちゃんが「これはおれが作ったんだ」と教えてくれた
40年ぐらい前に馬で石を運んで積んで作ったらしい 「馬5頭で一日7往復したんだ。この先からは人間が運ぶ あそこまで運ぶんだ」 と指差した先は右側のがけになっている所の上にある石段だった スキー場の上級コースよりきつい斜面を石を背負って運ぶ きつい。 信じられない。遅れて迷惑をかけないようせっせと歩いてきたが足を止めて見入ってしまった。昔は色々と重労働があったんだろな 開墾だって大変な作業らしい じいちゃんは北海道に入植し3代目にあたるらしい
目的地に着くとリュックをおろし飲みものをとってから、お目当ての崖に生えてるギョウジャニンニクを採りにいく じいちゃんは山を歩くのも早いが、ニンニクを探しながら崖を歩くのはもっと早い あっとゆう間にいなくなって声だけしか聞こえない 熊よけの為と山菜取りに夢中になって山で迷わないようにたまにお互いに声をかけあう リュックをおろした時じいちゃんが、左の崖を指差しながら「おととし熊に鳴かれたのはそこだ」と指差した だから去年はここに山菜取りにはこなかったらしい 山好きのじいちゃんでも一人では熊が怖くてここまで来ないと言っていた すぐ目の前の崖だ 怖い 熊よけの鈴や人間のしゃべり声やたばこの臭いで熊は近寄らないらしいが怖かった
でも熊の怖さも急斜面の崖からすべり落ちないように、必死にふんばってギョウジャニンニクを探すうちに忘れた 前に進めないくらい生えていた すぐによくある茶色の麻袋いっぱいになった
おにぎりを食べて又採りに崖をのぼってそして2時に家に着いた 崖を歩き続けたが2時に家に着くなんて早いなーと思った が、そこからが又大変だった
ニンニクを洗うのに旦那と2人で3時間かかった 山から下りてくるときは沢山取れてウハウハ喜んでいたが、家についてその量を見てうんざりした 体重計で量って10キロあった ギョウジャニンニクはすずらんのはっぱに大きさもよく似ている それが10キロだ 途中で途方にくれ、隣の町に住むニンニク好きの旦那の友人を呼んで分けて、やはりギョウジャニンニク好きの義父と義弟に宅急便でたくさん送ってもまだまだあった 友達と義父は10キロ採ったとゆうとびっくりしていた 沢山取れるのが当たり前ではないらしい じいちゃんの秘密のポイントにはまだまだたくさん生えていた
茹でて、でっかい樽につけ作業が終わったのは夜の7時だ 山菜取りはやっぱり丸一日かかった
おおきなフキ↑ カッターが上にのっているのでサイズがわかるかな 直径120センチくらい
↑これがギョウジャニンニクだよ わかりやすく写真撮れてないね。麻袋を写した写真を撮ればよかったな
持ち物はおにぎり、飲み物、カッターなど あと重要なのが熊鈴。 100円均一で売っているのでいいとじいちゃんが言っていたので前日に買ってきたが、少し音が低いらしい 確かに沢の脇を歩くと音が聞こえない じいちゃんが持っているよく響く立派な鈴を買わなければ
坂さんちから車で5分くらいの沢に車を置きまだ雪の残る沢沿いを40分歩く じいちゃんちは山歩きが慣れているので歩くのが早い 私はだんだん息があがってくる 朝露で服が濡れるがムッとした湿気のある暑さは無いので体が楽だ 本州と違ってカラリと乾燥しているので肌がじめじめせず気持ちがいい
北海道の山といってもうっそうとしていたわけでなく歩いた山は、陰気そうに見える針葉樹は少なく木漏れ日が気持ちいい山だった ただ植物が元気に見えるような気がする 小さい頃に学校帰りに歩きながら食べた「いたどり」が3メートル近くある 「いたどり」ってわかるかな? 皮をむいて塩つけて食べるんだよ はっぱの形や色といいどう見ても同じ「いたどり」なのに2倍以上背が高い あとは木が太い 直径2メートルぐらいの倒木がいくつかあった
えん堤の横を歩きながらじいちゃんが「これはおれが作ったんだ」と教えてくれた
40年ぐらい前に馬で石を運んで積んで作ったらしい 「馬5頭で一日7往復したんだ。この先からは人間が運ぶ あそこまで運ぶんだ」 と指差した先は右側のがけになっている所の上にある石段だった スキー場の上級コースよりきつい斜面を石を背負って運ぶ きつい。 信じられない。遅れて迷惑をかけないようせっせと歩いてきたが足を止めて見入ってしまった。昔は色々と重労働があったんだろな 開墾だって大変な作業らしい じいちゃんは北海道に入植し3代目にあたるらしい
目的地に着くとリュックをおろし飲みものをとってから、お目当ての崖に生えてるギョウジャニンニクを採りにいく じいちゃんは山を歩くのも早いが、ニンニクを探しながら崖を歩くのはもっと早い あっとゆう間にいなくなって声だけしか聞こえない 熊よけの為と山菜取りに夢中になって山で迷わないようにたまにお互いに声をかけあう リュックをおろした時じいちゃんが、左の崖を指差しながら「おととし熊に鳴かれたのはそこだ」と指差した だから去年はここに山菜取りにはこなかったらしい 山好きのじいちゃんでも一人では熊が怖くてここまで来ないと言っていた すぐ目の前の崖だ 怖い 熊よけの鈴や人間のしゃべり声やたばこの臭いで熊は近寄らないらしいが怖かった
でも熊の怖さも急斜面の崖からすべり落ちないように、必死にふんばってギョウジャニンニクを探すうちに忘れた 前に進めないくらい生えていた すぐによくある茶色の麻袋いっぱいになった
おにぎりを食べて又採りに崖をのぼってそして2時に家に着いた 崖を歩き続けたが2時に家に着くなんて早いなーと思った が、そこからが又大変だった
ニンニクを洗うのに旦那と2人で3時間かかった 山から下りてくるときは沢山取れてウハウハ喜んでいたが、家についてその量を見てうんざりした 体重計で量って10キロあった ギョウジャニンニクはすずらんのはっぱに大きさもよく似ている それが10キロだ 途中で途方にくれ、隣の町に住むニンニク好きの旦那の友人を呼んで分けて、やはりギョウジャニンニク好きの義父と義弟に宅急便でたくさん送ってもまだまだあった 友達と義父は10キロ採ったとゆうとびっくりしていた 沢山取れるのが当たり前ではないらしい じいちゃんの秘密のポイントにはまだまだたくさん生えていた
茹でて、でっかい樽につけ作業が終わったのは夜の7時だ 山菜取りはやっぱり丸一日かかった
おおきなフキ↑ カッターが上にのっているのでサイズがわかるかな 直径120センチくらい
↑これがギョウジャニンニクだよ わかりやすく写真撮れてないね。麻袋を写した写真を撮ればよかったな
by teti--teti
| 2006-06-15 06:34
| 移住日記